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12月29日
今日から冬休みです。実家に帰る前に中津市耶馬溪町にウラゴマダラシジミを探しに行ってきました。 ポイントを知っているわけでは無く、T研出版の蝶類年鑑に載っていた地名頼りに車を走らせます。探す木はイボタ。湿った場所に生える木ですので、川沿いを探してみます。大きな川はだめです。ウラゴは暗めの環境が好きなので、木で覆われた暗めの空間にある小さめな木がよろしいと私は思っています。川幅が狭くなってきたので車を停車。歩くことにしました。雪が所々に残って、凍っています。天気予報では気温が上がるといっていましたが、山はとても寒い。イボタは少ないながら生えており、期待が膨らみます。 卵は数本目に見た木に付いていました。自己的新産地です。比較的短時間に見つかったので、もしかして多産地?と思いましたが、後が続きません。卵が付いていた木は1本だけでした。マイナーな産地、どんな顔が出てくるか、春のお楽しみが増えました。 榎の葉っぱが落ちていたら、ひっくり返してみることにしています。目的はオオムラサキです。ここ耶馬溪町は分布が知られている場所ですが、どこにでもいる蝶ではありません。さて、どうかなと見ていくと1枚の落ち葉の裏にオオムラサキとゴマダラチョウがくっついていました。大きくて、背中の突起が3対の幼虫がゴマダラチョウ(左)、小さくて、背中の突起が4対の幼虫がオオムラサキ(右)です。親蝶はオオムラサキのほうがずっと大きいのですが、越冬幼虫はゴマダラチョウのほうが大きい。本種も福岡県で新産地ラベルを出したい蝶です。
by shimabito2
| 2005-12-29 16:25
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